10月17日(木)、市場内交通対策委員会主催の交通安全講習会が各店舗事業主等を対象に開催されました。
京都市中央卸売市場では、平成24年10月1日よりモートラ・フォークリフトを対象とする全国で初の「場内交通ライセンス制度」を導入し、場内の交通安全・交通マナーの向上を目指す目的で、毎年1回開催しています。
講習では、最初に中川健司交通対策副委員長が、「場内の事故件数は減少しつつあるものの、依然として多い状態にある。市場整備工事が進む中、車両導線の変更や限りあるスペースでの業務を行う必要から、すべての関係者が交通マナーを意識し交通事故の無いようお願いする。また、ライセンス制度の改正により厳しいペナルティを科すこととなった。従業員にはしっかりと周知していただきたい。」と挨拶しました。
講習では市場内の交通実態(①事故発生場所、②事故件数の推移、③人身事故件数の推移、④時間別の事故件数、⑤月別の事故件数)、事故によるリスク(①想定事故パターン、②事故の影響)、ライセンス制度の改正についての報告がありました。
京都府下京警察署交通課北川係長からは、「下京署管内における交通事故の発生状況」「夜間の交通事故防止」について講義を受けました。