組合概要

 京都中央市場青果卸売協同組合(青仲:せいなか)は、京都市中央卸売市場第一市場において遠地野菜と果物を取り扱う仲卸業者の組合です。

 仲卸業者が団結し共同化する事によってより合理的な経営を行い、対外的な信用・信頼性を高め、また様々な事業・活動を効率よく効果的に行う為の基盤を担っています。これらの活動は、消費者の皆さまへ新鮮で安全・安心な青果物を安定的に供給する事を目的としています。

理事長メッセージ

 京都の台所、京都市中央卸売市場第一市場は昭和2年12月に全国に先駆けて、日本で一番早く開設されました。青果では早朝、各生産地から食材が運び込まれ、セリ取引、相対取引で、スーパーマーケット、小売業、その他の方々に流れていきます。そこで、取引の中枢を担っているのが仲卸業者であります。当初は仲買人として入場していましたが、昭和46年公布の新しい卸売市場法によって仲卸業と名称が改められ法的地位が確立されました。

 京都中央市場青果卸売協同組合は現在48の仲卸業を営む組合員で構成しています。毎日、食の出発点として、青果物の需要と供給を反映した公正な値決め、決済、分荷(商品の振り分け)、情報発信に深く関わり、消費者の皆様、生産地の皆様のパイプ役を担っています。

 昨今、社会の変化と共に「食」に関する関心が高まってきています。特に「食」の「安心と安全」は管理の徹底をはかっていかなければならない重要課題です。

 私たちは社会に開かれ、消費者、生産者に信頼される市場を目指しています。そのためにも、これから多くの人々にもっと知ってもらう情報を発信していきます。皆様から愛される市場になれますように願っています。

理事長 中川 恵司

取扱商品
遠地野菜

当組合の蔬菜(そさい=野菜の事)部では、遠地(えんち)野菜を取り扱っております。中央市場で取り扱う野菜は、地元産(京都・滋賀産)の「近郷(きんごう)野菜」と、地元産以外(輸入物を含む)の「遠地野菜」に区別されますが、近郷と遠地で仲卸業者が異なっているのは、全国でも京都市中央卸売市場第一市場だけです。京都産であっても松茸や栗等、一部の野菜は遠地野菜の仲卸業者が取り扱っています。

果実

果実(果物)には近郷・遠地の区別はなく、地元を含む全国各地で収穫される果物はもちろん、世界各国から輸入される果物も合わせて一手に取り扱っております。果物の熟成(追熟)やカット加工等を行っている店舗もあります。

組合の活動
第一市場「鍋まつり」

毎年、多数のお客様がご来場されますイベントに、私たち京都中央市場青果卸売協同組合もブースを構え、大変好評をいただいております。開かれた市場を目指し、市民の皆さまと直接ふれあう事の出来るイベントは、私たちの活動の中でも重要な位置付けとなっています。

食彩市

10月第2土曜日に「食彩市」を開催しています。 青果組合も以前と同様、被災地応援即売コーナーを設け、新鮮な野菜と果物をご提供します。 ぜひご来場ください。
※当面の間、休止となりました。

プロフィール
実施事業1.仕入代金の共同精算
2.事業に関する調査・研究
3.団体協約の締結
4.教育・情報提供
5.労働保険事務組合の業務
6.福利厚生
沿革[1927年12月]京都市に全国で初めての中央卸売市場が開設される
[1928年1月] 京都青果仲買人組合創立
[1930年4月] 京都市から規約認可
[1941年9月] 農林省の中央卸売市場改革要綱に基づき「仲買人制度廃止」
[1949年4月] 配給統制撤廃を受け、京都青果仲買組合創立
[1954年4月] 京都青果卸売組合に改称
[1971年3月] 中央卸売市場法が公布され、仲買人から仲卸業者と名称変更
[1981年5月] 新店舗に移転営業を開始
[1982年4月] 京都中央市場青果卸売協同組合に改組
役員理事11名  監事2名  相談役1名  顧問1名  計15名
出資金総額 23,520,000円
組合員数48店舗(蔬菜29店舗、果実19店舗)
事務局責任者 事務局長:小西 浩之 専従職員数:7名
役員紹介
理事長 中川 恵司(マルタ青果)
副理事長 金森 勝則(矢尾幸)
谷口 清茂(西又)
理事 谷口 勝彦(かね達)  会計
蔦川 裕員(西友)   会計
小松 仁 (朱友)   蔬菜部長
辻 久一 (丸仙)   果実部長
伊藤 英昭(マルは)
髙橋 信次(西宇)
湯川 和久(万彌)
内田 貴文(朱常)
監事 内田与志和(朱與)
西廼 直行(朱常分店)
相談役 田中 憲一(鳥羽弥)
顧問 今枝 徳蔵(前市会議員)
アクセス
 
お車でお越しの場合

名神高速道路「京都東IC」より10km 「京都南IC」より5km

公共交通機関でお越しの場合

京都駅より山陰本線(嵯峨野線)で2区間 丹波口駅すぐ