安心・安全への取り組み

 食品の流通を担う仲卸業者として、新鮮で安全・安心な野菜・果物を皆さまの元へお届けする為、さまざまな取り組みを行っております。

温度管理

食品の鮮度保持に重要なのは、なんと言っても温度管理です。温度を低く保ち野菜や果物の細胞活動を低下させ、微生物の繁殖を抑える事で、新鮮な状態で市場に入荷した青果物を、出来るだけ新鮮な状態のまま出荷させています。また、青果物の中には収穫後時間をかけて追熟させる事で甘く、柔らかくなる物もあります。これらも正しく温度管理をする事で、消費者に渡るタイミングで最もおいしくなるように調節しています。店舗に青果物を陳列する際にも、低温に保つ為に店舗ごと透明のカーテンで囲い内部温度を正確に管理しており、また大型冷保管庫もモートラごと入れるようにしており、出庫・入庫時の外気に触れる時間を短縮するなどの温度管理措置をとっています。

環境配慮型運搬機の導入

市場内では蔬菜や果実など多種・多量の品物を扱っていますが、それらの商品はモートラやフォークリフトなどで搬送しています。以前はガソリンエンジンが動力でしたが、運搬商品の増加に伴い騒音及び排気ガスによる空気の汚染、商品への臭い移りなど環境衛生面を配慮し、昭和45年頃からモートラの電動化を順次進めてきました。昭和56年に新しい第1青果棟へ移転した時は、全ての店舗で電動式モートラが活躍していました。また、フォークリフトも順次ガソリン式からプロパン式に切り替え、現在は全てプロパン式となっています。