せいなかNews

食材選び方教室を開催
【2024年9月9日】

9月7日(土)午後1時から「食材選び方教室」が開催されました。

このイベントは、全国から京都市中央卸売市場に集まる食材を実際に食べ比べながら、市場で働くプロが解説するもので、今回は、秋に向けておいしくなる野菜・鮮魚や京都らしい漬物を食材として行われました。

ご応募いただいた「食の海援隊・陸援隊」の会員の皆様34名にご参加いただき、中央市場内の「京の食文化ミュージアム・あじわい館」で開催されました。

「カツオ」、「漬物」、「砂糖」の順に各組合・連合会の担当者の解説と試食の後、当組合蔬菜部委員で、株式会社丸安商店の畑祥一郎社長が「ナス」をテーマとして解説と試食を行いました。

「ナス」は、全国で約200種類の品種があり、寒さや乾燥に弱いため常温で乾燥に注意しての保存が望ましいこと、成分としては抗酸化作用があり、目に良いとされるアントシアニンを含んでいること、これらの成分は皮に多く含まれているため剥かずに調理するのが望ましいこと等の解説を行いました。また、最近の円安により、栽培に必要な輸入資材や飼料が高騰しているため、食材も値段が上がっているとの解説もありました。

参加者の皆様は、解説を聞きながら「千両なす」と「長茄子」の煮つけといった秋の味覚を楽しまれ、午後3時に閉会しました。