10月4日(土)に「早朝市場見学会」を開催しました。
このイベントは、食の海援隊・陸援隊の会員の方を対象に、市場の役割や食材についての理解を深め、市場の必要性について知っていただくことを目的として京都市中央卸売市場協会が開催しているもので、毎年この時期に開催しています。
ご応募いただいた会員21名が参加され、早朝の午前4時30分からの受付の後、「水産棟の見学エリアからのせりの様子」→「鮮魚仲卸店舗」→「塩干仲卸店舗」→「関連事業者店舗」→「綜合食品店舗」と順次見学と説明を受けました。また、鮮魚のせり場では、まぐろの解体も見学されました。
青果棟では、午前6時から開始された果実と野菜の「せり」を見学された後、京野菜のせり場で「移動せり」を見学されました。この後、青果仲卸店舗を見学しながら「京の食文化ミュージアム・あじわい館」の見学に向かわれました。
なお、当組合の組合員である仲卸店舗が参加する「せり」は、通常皆さんが想像する普通の「せり」(目の前を通過する商品に対して値段を入れるもの)ですが、京野菜の「移動せり」は、商品の間をせり人(卸売会社)とせり参加人(仲卸店舗)が移動してせりを行うものです。
雨降りの蒸し暑い天気でしたが、ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。