【動画・写真】せり「葉付きダイダイ・ミカン・串柿」
お正月のしめ縄飾りや鏡餅に欠かせない葉付きダイダイや葉付きミカン、串柿は予約相対による取引が大半を占めますが、一部はせりにも掛けられます。この時期にのみ行われる、年末の風物詩的なせりと言えます。
鏡餅の「ダイダイ(ミカン)、串柿、餅」はそれぞれ皇室の三種の神器「玉、剣、鏡」を表しており、三種の特別な縁起物とされています。
葉付きミカンは一般的な温州ミカンとは別品種で、直径はおよそ4~5センチ程度、葉付きダイダイは7~10センチ程度で、5枚程の葉を付けています。ダイダイは「家系が代々続く事」を表すと言われています。
また、串柿も同様に、串に刺さる10個の柿を「2個-6個-2個」と寄せる事で「いつもニコニコ(2個2個)仲むつ(中6つ)まじく、共に白髪(表面の白い粉)の生えるまで」という意味を持たせています。
最近は鏡餅自体、小さな物が多く出回るようになったため、串柿やダイダイも小さなサイズの物がよく使われる様になってきています。
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